公益財団法人 地球環境センター

【開催報告】大阪・関西万博テーマウィークイベント『私たちのアクションが地球を守る-プラスチックと資源循環社会』

2025年12月01日

地球環境センターは、大阪・関西万博テーマウィークイベント 「私たちのアクションが地球を守るープラスチックと資源循環社会」を9月21日(日)に開催しました。持続可能な未来社会に移行するための一人一人のアクションとその実現加速を目的として、いま国際的な問題となっている “プラスチック汚染” に焦点を当て、その解決方法として “資源循環” や “自然再生” に関するさまざまな最善策を共有し、学びました。
当日会場には満席の約100名が参加し、本イベントの様子は日本・世界に向けてオンライン配信され、イベントは大盛況のうちに終了しました。

オープニングでは、書家・アーティストの岡西佑奈氏が、地球環境保全の精神を表現する書道パフォーマンスを披露しました。 開会挨拶ではUNEP産業・経済局長 シーラ・アガワル=カーン氏が、世界に向けた海洋プラスチック汚染の軽減と解決に向けたUNEPからのメッセージを発信しました。 次のグローバル・ダイアログでは、UNEP、ユース代表 ガールスカウト、民間企業、芸人・プロデューサーが登壇し、持続可能な未来に向けた対応策や決意を共有し、活発な意見交換を行いました。それぞれの立場は違っても、一人一人にふさわしい役割と使命があり、小さなことでも実際に行動をすることが重要であることが示されました。その後、「いのち会議」を代表して、大阪大学総長補佐堂目特任教授が“いのち宣言メッセージ”を紹介しました。最後に、ゴミンゾクによる海洋ごみ楽器によるライブ演奏に、ガールスカウトのメンバーと古坂大魔王氏が参加し、楽しい音楽エンターテインメントで会場が一体となり大きく盛り上がりました。そして閉会の辞では、GEC理事長の下條真司が、「未来を担う次世代ユースらを含む我々全員が、地球環境と未来のためにサステナブルな生活を“Rethink(再考)”し、行動して欲しい」と呼びかけ、イベントは成功裏に終了しました。 2030年までに「誰一人取り残さない」 SDGs実現を加速するためのアクションを世界に伝える、万博のレガシーにふさわしい意義深いイベントとなりました。

本イベントは、下記の万博テーマウィークの公式アーカイブ(YouTube)にて、日本語、英語の両方での視聴が可能です。
日本語:https://theme-weeks.expo2025.or.jp/program/detail/66ea77725e110.html
英語:https://theme-weeks.expo2025.or.jp/en/program/detail/66ea77725e110.html

  • 実施概要とプログラム
  • イベント名:『私たちのアクションが地球を守る-プラスチックと資源循環社会』
  • 日時:2025年9月21日(日)14:00-16:00
  • 場所:大阪関西万博 「EXPOテーマウィークスタジオ」
  • 主催団体:(公財)地球環境センター、UNEP(国連環境計画)、大阪市
  • 参加者:約100名
  • 言語:日・英(同時通訳付き)
  • プログラム:
時間内容登壇者
14:00-14:05開演司会者:金子恵理子
14:05-14:15書道パフォーマンス- 書家・アーティスト 岡西 佑奈
14:15-14:25開会挨拶- UNEP産業・経済局長 シーラ・アガワル=カーン
14:25-15:10グローバル・ダイアログモデレーター:UNEP-IETC(国連環境計画 国際環境技術センター)企画官 本多 俊一
- UNEPアジア太平洋地域事務所
リージョナルコーディネーター ムシタク・メモン
- 株式会社ファーストリテイリング 
サステナビリティ部 部長 佐久間 洋
- (公社) ガールスカウト日本連盟 
リーダー 半田 かのん
- 古坂大魔王
15:10-15:20「いのち会議」 プレゼンテーション- 大阪大学総長補佐、社会ソリューションイニシアテイプ 特任教授 堂目 卓生
15:20-15:55音楽パフォーマンス- 海洋ゴミ楽器集団 ゴミンゾク
<共演>
- ガールスカウト日本連盟・大阪府連盟
- 古坂大魔王
15:55-16:00閉会挨拶- (公財) 地球環境センター(GEC)
理事長 下條 真司

 

岡西佑奈氏による書道アートパフォーマンス

 

UNEP産業・経済局長 シーラ・アガワル=カーンの開会挨拶

グローバル・ダイアログ

 

ゴミンゾクとガールスカウト、古坂大魔王との音楽パフォーマンス共演

 

GEC下條理事長 閉会挨拶

本イベントのハイライト動画はこちらです。