公益財団法人 地球環境センター

「UNEPトークセッション in OSAKA -みんなで守る地球の未来」 をワン・ワールド・フェスティバルで開催しました

2023年02月07日

第30回 ワン・ワールド・フェスティバルのプログラムセミナーにおいて、「みんなで守る地球の未来」 をテーマとしたUNEPトークセッションを開催しました。UNEP 、大阪市、GECがそれぞれ実践する地球環境問題やSDGsに関する取組みや国際環境協力の経験や課題を共有し、サステナブルな地球を実現するためのアクションついて語り合いました。

UNEPからは、廃棄物管理の視点から見た女性の社会的課題(ジェンダー問題)に関して、ブータン、モンゴル、ネパールでの取組紹介があり、大阪市環境局からは、JICA事業への協力や環境分野の都市間連携事業などを通じた国際協力の活動、そしてGECからは途上国(ラオス・ビエンチャン)でのコミュニティごみ回収、資源循環プロジェクトの取組が紹介され、各パネリスト自身による現場でのリアルな取組を通じた多様な国際協力の経験と学びが共有されました。 最後に、2050年の持続可能な未来と地球環境に向けた私たちのサステナビリティアクションと環境教育と普及活動の重要性、世界から見た日本の国際協力について、また途上国に環境課題解決を提供する日本のイニシアティブへの期待について、各パネリストの感想と最後のUNEP本多氏によるまとめによって本セッションは締めくくられました。

なお、本セッションの内容は、編集され、後日、「UNEPサステナビリティアクション」の公式ホームページにアップされる予定です。

日時2023年2月5日(日) 11:00〜11:50
場所山西福祉記念会館(アンピールホテル大阪:大阪市北区神山町11-12) 3階中会議室 
出演者

UNEP-IETC プログラムオフィサー 本多 俊一
UNEP-IETC プログラムアシスタント 藤岡 純子
大阪市環境局 環境施策部 都市間協力担当課長 日下部 和宏
GEC 国際協力課 企画官 田中 真一

セミナー内容

「UNEP(国連環境計画)トークセッション in Osaka - みんなで守る地球の未来」
・UNEP-IETCとUNEPサステナビリティアクションについて
・ディスカッションテーマ
(1) 各機関におけるサステナビリティに関する取組紹介
(2) 国際協力事業やその課題、SDGs時代や未来における国際協力事業の在り方とは?
(3)感想とまとめ

セッションの様子

会場の様子

左よりUNEP本多氏、藤岡氏、大阪市 日下部氏、GEC田中氏

【背景紹介】
国連環境計画 国際環境技術センター(UNEP-IETC)は大阪にある唯一の国連機関で、2022年に設立30周年を迎えました。UNEP-IETCはその使命を適正な廃棄物管理に重点に置き、ホスト都市である大阪市と支援団体の(公財)地球環境センター(GEC) と連携し、途上国における廃棄物問題の解決を目指しています。
UNEP-IETCは2020年に資源循環やサステナビリティの促進を目的とした「UNEPサステナビリティアクション」 をスタートしました。これは、国連・政府・企業・市民・その他機関による横断的なプラットホームで、SDGs実現に向けたサステナビリティアクションの活動を推進し、GECも参画しています。