2019年06月03日
国連環境計画(UNEP)は、大阪市と地球環境センターとの共催で、「プラスチックごみ問題に関する国連環境計画シンポジウム~海洋プラスチックごみ削減を目指して」を5月22日、ヒルトン大阪にて開催しました。本シンポジウムには、UNEPなどの国際機関、中央及び地方政府、民間企業、市民より250名以上の参加者が集まり大盛況のうちに終了しました。
本シンポジウムでは、国内外のプラスチックごみの現状・課題や対応策の状況、海洋プラスチック汚染防止に関する情報提供とそれに関するディスカッションが行われました。海洋プラスチックごみ問題の解決のためには、UNEPや国際機関と協力してグローバルでの取組みが必要であること。そして日本をはじめとする優れた環境技術を活用して、国際協力を推進していくことが重要であることが認識されました。最後に、2019年6月28、29日に大阪で開催される主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)および関連環境会合に向けてシンポジウムのUNEPメッセージが発信されました。
引き続き午後からは、「廃棄物管理に関する大阪国際会議~官民連携による環境技術」と題したUNEP会合が開催されました。“電気電子機器廃棄物”、“廃棄物発電”、“全体論的廃棄物管理”のそれぞれのテーマセッションの中で、関連環境技術の移転や官民連携による取組みに関する活発なパネルディスカッションが行われました。