2019年04月26日
地球環境センターは、国連環境計画(UNEP)及び大阪市との共催により、海洋プラスチックごみ削減をテーマとした「プラスチックごみ問題に関するUNEPシンポジウム」を2019年5月22日(水)に大阪にて開催します。
本シンポジウムは、G20開催都市からプラスチック汚染に関する問題意識を向上させ、海洋プラスチックの削減・防止をするためのプラスチック廃棄物管理の重要性を国際的に発信することを目的とし、国内・海外(特に途上国)のプラスチック廃棄物をめぐる現状・課題やその対応策についての知識を深めるとともに、海洋環境に悪影響を与えるようなプラスチック廃棄物の排出防止や、その適正な管理の重要性を議論します。
また、6月のG20大阪サミットに向けて開催地・大阪発の取組や本シンポジウムからのメッセージを世界に発信するとともに、G20議長国である日本政府に対してそのメッセージを伝達することで海洋プラスチックごみ削減に向けて、政府や市民の積極的な行動を促すことも目的としています。
なお、同日午後からは、海外の政府機関や国際機関などが参加する「廃棄物管理に関する大阪国際会議~官民連携による環境技術~」を開催します。“全体論的廃棄物管理”、“電気電子機器廃棄物と有害物質”、“廃棄物発電”をテーマに、開発途上国における各種廃棄物問題に対応できる環境技術の移転や官民連携による取組等について議論します。
会議名 | 「プラスチックごみ問題に関する国連環境計画シンポジウム~海洋プラスチックごみ削減をめざして~」 |
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日時 | 2019年5月22日(水) ・国連環境計画シンポジウム:9:00~12:00 ・廃棄物管理に関する大阪国際会議:13:15~17:00 |
場所 | ヒルトン大阪 4階 金の間 (大阪市北区梅田1丁目8番8号)アクセス |
主催 | 国連環境計画(UNEP) |
共催 | 大阪市、公益財団法人地球環境センター(GEC) |
後援 | 外務省、環境省 |
協力 | 公益財団法人大阪観光局、大阪 水・環境ソリューション機構(OWESA) |
言語 | 日英(同時通訳付き) |
開会式 | |
09:00-09:40 | ライブパフォーマンス:書家・アーティスト 岡西佑奈 開会挨拶:大阪市 副市長 田中清剛 基調講演:環境省 地球環境審議官 高橋康夫 |
パート1:プラスチック廃棄物管理における課題・解決策 | |
09:40-10:50 | 講演:カレド・ファハミ(エジプト前環境大臣) 取組紹介・パネルディスカッション 大阪市、北九州市、株式会社セブン&アイホールディングス、昭和電工株式会社 |
10:50-11:10 | 休憩 |
パート2:海洋プラスチックごみ削減をめざして | |
11:10-11:50 | パネルディスカッション ロルフ・ペイヤット(バーゼル・ロッテルダム・ストックホルム条約事務局長) リジア・ノロンハ(国連環境計画経済局長) 酒井伸一(京都大学 教授) |
11:50-12:00 | メッセージ伝達式(挨拶:外務省)、閉会式 |
13:15-14:30 | セッション1:全体論的廃棄物管理 登壇者:IGES-UNEP環境技術連携センター、アミタ株式会社、Green Technology Bank China |
14:30-14:40 | 休憩 |
14:40-15:40 | セッション2:電気電子機器廃棄物と有害物質 登壇者:バーゼル・ロッテルダム・ストックホルム条約事務局、国立環境研究所、国際廃棄物協会 |
15:40-15:50 | 休憩 |
15:50-16:50 | セッション3:廃棄物発電 登壇者:日立造船株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、株式会社タクマ、SUS Environment Co., Ltd.、国際廃棄物協会 |
16:50-17:00 | 閉会式 |
参加申込受付は5月20日(月)17時をもちまして終了しました。
シンポジウムチラシ(ダウンロード用)
公益財団法人地球環境センター
国際協力課(UNEPシンポジウム担当)
住所:大阪市鶴見区緑地公園2-110
電話:06-6915-4126