2025年08月05日
世界環境デーとグローバルプラットフォームである大阪・関西万博の「ジュニアSDGsキャンプ」のプログラムの機会を活用し、ユースの中高生を対象としたサステナブルな社会を実現するための環境啓発イベントとして、自然循環システムと持続可能な未来に向けた意識と行動を促すことを目的として本イベントが開催されました。
最初にUNEP IETCの中村ヘッドの開会挨拶でスタートし、続いてUNEP-IETC企画官の本多氏がプラスチック危機の現状を説明する動画を交えたプラスチック汚染に関する講義を行いました。
その後、世界のユースからのプラスチックごみに関するプレゼンテーションを行いました。日本からは、桃山学院高校の生徒3名、イギリスから2名、インドから1名のユースがオンラインでつながり、プラスチックごみ問題に対処する先進的な取組を紹介しました。参加者はプラスチックごみが自然環境や人体に及ぼす深刻な影響を学ぶとともに、自然界の循環型システムにヒントを得て、再利用・再生を前提とした持続可能な社会の在り方についての考察を深めました。
プレゼンテーションのあと、参加者らは6つのグループに分かれ「どうすれば世界からプラスチックごみをなくすことができるか」についてディスカッションを行い、個人のアイデアや意見を出し合い、最後にグループごとにまとめた意見を全体で共有しました。
閉会セッションでは、GEC専務理事の北辻が総括と閉会挨拶を行いました。国際的視点の取組や活発な意見交換を通じて、世代や国を超えた協力の必要性をともに実感できる世界環境デーと万博の機会に言及し、プラスチック汚染には多くのアプローチがあるが、最終的には一人一人のアクションが必要不可欠であることを強調し、本イベントは成功裏に終了しました。
本イベントのハイライト動画はこちらです。