2022年07月12日
このたび、環境省「令和4年度アジア水環境改善モデル事業」にGECが主事業者として提案した、「ベトナム国 高濃度含油廃液の膜処理による減量化・再利用水の普及事業」が採択されました。 ベトナムの主要産業である自動車・オートバイ等の部品を扱う金属加工/金属処理工場などから排出される含油廃液を、チューブラー型モジュールを用いて、廃液の分離処理と再利用水を精製する処理システムの技術導入により水環境の改善を図るものです。
本年度は実現可能性調査(FS)を通じた事業計画書の作成を行い、実現可能性が評価された場合には、次年度以降の実証事業に移行します。
【日本側】
【ベトナム側】
金属加工/金属処理工場の廃液処理の現状と課題、及び潜在需要等を把握するとともに、関係者に対して本提案技術のコア技術(チューブラー型高機能膜)のデモンストレーションを実施したうえで、本技術の受容性や適用可能性等を調査する。本調査の成果により、廃液処理分野の販路開拓するための事業計画を作成する。
【参考】 環境省「アジア水環境改善モデル事業」
https://www.env.go.jp/water/asia_business/weib.html