調査名 | マレーシア・イポ市における廃棄物中間処理及びメタンガス発電の複合CDM実現可能性調査 | |
調査年度 | 2010(平成22)年度 | |
調査団体 | 八千代エンジニヤリング株式会社 | |
調査協力機関 | 鹿島建設(株)、(社)日本プラント協会; LTC ALAM BERSIH SDN. BHD. (LTC社)、イポ特別市 | |
調査対象国・地域 | マレーシア(ペラ州イポ特別市) | |
対象技術分野 | 廃棄物管理 | |
対象削減ガス | メタン(CH4)、二酸化炭素(CO2) | |
CDM/JI | CDM | |
プロジェクト実施期間/クレジット獲得期間 |
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報告書 |
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プロジェクトの概要 | マレーシア国ペラ州イポ特別市の最終処分場において、①有機性廃棄物の好気性処理(コンポスト化)、②埋立処分場ガス(Landfill Gas: LFG)回収・エネルギー利用、及び③最終処分場の浸出水質の改善を確認し、ゴミの安定処理を実施するものである。この①及び②を複合的に実施し、当該国の公害対策となる「処分場周辺域の環境改善、ごみ減容・減量による処分場の延命化」及び「CDMによる温室効果ガス削減」というコベネフィット型CDMの実現を目的とする。 | |
適用方法論 |
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ベースラインの設定 | 処分場のLFG回収・利用:
有機性廃棄物のコンポスト化(MBT):
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追加性の証明 | 本プロジェクトと類似のものが実施される見込みはなく、CDMプロジェクトとして登録されることは、本プロジェクトの実施に不可欠であるため、本プロジェクトには追加性があると判断できる。 | |
GHG削減想定量 |
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モニタリング | 処分場のLFG回収・利用:
有機性廃棄物のコンポスト化(MBT):
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環境影響等 | 既設処分場内に施設を建設するため、環境影響評価(EIA)は不要であり、Preliminary EIAと称する簡易環境レポートの提出で問題ないことを確認。 | |
事業化に向けて | CDM事業実現に向け、利害関係者の調整がまだ不十分であると言える。この状況に加え、イポ市では新規処分場建設計画が浮上しており、詳細内容はまだ決定していないが、今後プロジェクト実施に多大な影響が予測される。このことから、技術面・資金面での事業化可能性は十分にあるが、社会情勢や利害関係者の意向を確認した上で、最終的な事業化見込みを判断する必要がある。 | |
「コベネフィット」効果 (ローカルな環境問題の改善の効果) |
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ホスト国における持続可能な開発への寄与 | - |