調査名 | プノンペン市廃棄物埋立処分場(Stung Mean Chey)から排出するメタンガス等(LFG)の回収による温室効果削減及びエネルギー活用事業のF/S調査 | ||
調査年度 | 2003(平成15)年度 | ||
調査団体 | (財)廃棄物研究財団 | ||
調査対象国・地域 | カンボジア(プノンペン) | ||
対象GHGガス | メタン | ||
対象技術分野 | 廃棄物管理 | ||
CDM/JI | CDM | ||
調査概要 | カンボディア国の首都プノンペン市(2000 人口約105 万人、面積約290km2)の唯一の処分場であるStung Mean Chey 処分場(以下SMC 処分場という。)は、1960 年代から使用されており、現在日量約670 トンの都市ごみが埋め立てられている。当処分場はオープンダンピング方式であるため火災、煙や粉塵、悪臭、蝿の大量発生及び浸出水の排出など、周辺環境に大きな影響を与えており、処分場の劣悪な環境に対する市民からの苦情が当局に寄せられている。 カンボディア政府はSMC 処分場の環境改善を含めて日本政府に調査協力を要請し、日本政府は、この要請に応じて国際協力機構(JICA)を通じて開発調査を実施した。JICA 調査団はごみ収集改善実験、住民衛生教育、廃棄物管理データベースの構築と併せて、SMC処分場をオープンダンピングから衛生埋め立て方式へと移行させるため、現処分場の一部に埋立ごみ等で成型し、覆土に古い埋立ごみを利用し、成型埋立層にガス抜き管(深さ5m)を設置したパイロットプロジェクト(以下パイロット区画という。)を実施している。本調査は、SMC処分場から排出しているメタンガスを含んだLandfill Gas(以下LFGという。)の削減と利・活用を対象とし、事業の実施可能性を検討(F/S 調査)した。 | ||
報告書 | 概要 | 概要版(PDFファイル 270KB) | |
本文 | 本文(PDFファイル 1.6MB) |