調査名 | フィリピンにおけるNGO主導による住民参加型植林事業可能性調査 | ||
調査年度 | 2003(平成15)年度 | ||
調査団体 | (財)オイスカ | ||
調査対象国・地域 | フィリピン | ||
対象GHGガス | 二酸化炭素 | ||
対象技術分野 | 植林 | ||
CDM/JI | CDM | ||
調査概要 | 本調査の目的は、フィリピン全土に広がる空地における、NGO 主導による住民参加型植林がCDM(クリーン開発メカニズム=Clean Development Mechanism)プロジェクトとして成立するためのプロジェクト設計書(PDD)の作成に必要なベースライン、クレジット期間、リーケージ、モニタリング等の重要項目を検討するとともに、NGO による、吸収量増大に資する植林及びモニタリング手法のモデルを検討することである。 本調査の対象プロジェクトは、財団法人オイスカが1991 年から実施しているフィリピンでの「子供の森」計画とした。また、対象植林地は、フィリピン国内の小中学校の保有する土地並びに隣接地において、子供たちの参加及び教師・地域住民の協力によって植林及び維持管理が行われている再植林地とした。 本調査の内容は、対象となる植林地について、オイスカ現地スタッフにより、樹木の生育状況を把握する現地調査、並びに植林地を維持管理している現地の学校等に対するヒアリング調査を実施して、CO2 吸収量の推定及びベースラインの設定を行うとともに、リーケージやモニタリング手法等の検討のための基礎資料を得た。さらに、現地調査やヒアリング調査の結果に基づき、NGO によるCDM プロジェクトとしての住民参加型植林事業に対して、植林やモニタリングのガイドラインの方向性を検討した。 | ||
報告書 | 概要 | 概要版(PDFファイル 28KB) | |
本文 | 本文(PDFファイル 427KB) |