二国間クレジット制度(JCM)とは

我が国は、グローバルサウス諸国等への脱炭素技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価するとともに、我が国のNDCの達成に活用するため、二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism : JCM)を構築・実施しています。

JCMの目的

【環境】世界全体でのGHG排出削減に貢献する。パートナー国及び我が国のNDC達成に寄与する。
【経済】パートナー国における、日本企業及びパートナー国企業の新たなビジネス・投資チャンスを後押しする。日本の排出量取引制度(GX-ETS)における適格クレジットを供給する。
【国際協力】日本と各パートナー国の二国間の協力関係を強化する。パリ協定第6条の市場メカニズムの制度設計、実施に貢献する。

JCMプロジェクトサイクル

JCMパートナー国及び国別の実施状況

これまでに32か国との間でJCMを開始するための二国間文書に署名しており(2026年4月時点)、現在、他の途上国等についても、様々な場を活用して協議を行っています。

署名国 署名時期 設備補助のうち
JCM登録済み
設備補助のうち
クレジット発行中
環境省JCM資金支援事業の件数
設備補助 フロン補助 ADB拠出 UNIDO拠出 新技術 REDD+補助 合計
モンゴル2013年1月5件4件8件2件10件
バングラデシュ2013年3月3件2件4件1件5件
エチオピア2013年5月
ケニア2013年6月1件1件4件1件5件
モルディブ2013年6月1件1件1件3件4件
ベトナム2013年7月11件10件46件2件48件
ラオス2013年8月3件5件1件6件
インドネシア2013年8月27件9件55件1件1件57件
コスタリカ2013年12月1件2件2件
パラオ2014年1月5件3件6件1件7件
カンボジア2014年4月3件1件8件8件
メキシコ2014年7月5件5件
サウジアラビア2015年5月1件1件3件3件
チリ2015年5月3件17件17件
ミャンマー2015年9月1件8件8件
タイ2015年11月12件5件54件1件1件56件
フィリピン2017年1月5件20件1件21件
セネガル2022年8月1件1件
チュニジア2022年8月4件1件5件
アゼルバイジャン2022年9月
モルドバ2022年9月
ジョージア2022年9月1件1件
スリランカ2022年10月4件4件
ウズベキスタン2022年10月
パプアニューギニア2022年11月
アラブ首長国連邦2023年4月
キルギス2023年7月
カザフスタン2023年10月
ウクライナ2024年2月
タンザニア2025年5月
インド2025年8月
オマーン2026年4月
合計32ヵ国82件37件255件4件8件3件1件2件273件

【添付資料】

 

事例紹介

  • 環境省JCM関連事業の事例紹介データベース
  • 過去のJCM調査報告データベース(2015年まで)はこちら
  • 過去のCDM/JI調査報告データベース(2013年以前)はこちら
  • 我が国と途上国の協働を通じた双方に裨益のあるイノベーション(コ・イノベーション)により途上国におけるエネルギー起源CO2の排出を抑制するための技術等のリノベーション・実証を実施する事業に補助金を交付する「コ・イノベーションによる途上国向け低炭素技術創出・普及事業」の紹介はこちら