亜熱帯地域におけるペロブスカイト太陽電池システムの実証事業

代表事業者
株式会社マクニカ
共同事業者:Sena Green Energy Co., Ltd.
パートナー国
タイ
採択年度
2024年
区 分
新技術
分 野
再生可能エネルギー
未登録
設備導入中

GHG排出削減プロジェクトの概要

本事業は、タイにおいて、ペロブスカイト太陽電池(PSC)システムの実証を行う。PSCは軽量で柔軟性に優れた太陽電池であり、PSCと設置架台、配線、発電監視IoTデータ機器、適応規模に応じてパワコン、蓄電池等をシステムとして統合する。

実証サイトはタイのバンコクとし、PSCを建物の壁面や屋上に貼付し、実証を通じたPSCの亜熱帯モデルを構築する。タイの気候条件として、高温多湿かつ多量の紫外線を受ける環境であることに加え都市部などではPM2.5による大気汚染の問題も発生している。東南アジア諸国の他地域でも見られる、それらの環境条件に耐えうるPSCシステムを構築し、PSCの出力特性や耐久性に与える影響を評価する。また、タイで普及している電動モビリティへの将来的なPSCの適合性を評価するためのEMSシステムの改定・開発も実施する。

オフィス・住宅・電動モビリティなどへ導入可能なモデルを展開することで温室効果ガス排出量を削減する。

想定GHG排出削減量

1 tCO2/年

※実証時

= リファレンス CO2 排出量 - プロジェクトCO2 排出量

・ リファレンス CO2 排出量 = 1 [tCO2/年]

・ プロジェクト CO2 排出量 = 0 [tCO2/年]

※実証期間中の総排出削減量:2 tCO2

10,957 tCO2/年

※事業化時

= リファレンス CO2 排出量 - プロジェクトCO2 排出量

・ リファレンス CO2 排出量 = 10,957 [tCO2/年]

・ プロジェクト CO2 排出量 = 0 [tCO2/年]

プロジェクトサイト