バングラデシュ南西部(バリサル − ゴパルガンジ間)の高効率送電導入プロジェクト
- プロジェクト実施者
- バングラデシュ送電会社(PGCB)
稼働中
GHG排出削減プロジェクトの概要
本事業は、バングラデシュの南部および西部地域における送電網の開発と拡大を支援するADB案件のうち、バリサル・ゴパルガンジ間におけるエネルギー効率の高い送電線の設置をJFJCMによる支援を行うことにより、省エネルギーを実現する。
高効率送電線の主な技術は、高温低弛度(HTLS)導体である。HTLS導体は、バングラデシュ国で広く使われているACSRケーブルと比較して、高温時の弛みが少なく、送電ロスが低減される特徴を持つ。HTLS導体を使用した場合、送電ロスは約22%減少する。
想定GHG排出削減量
23,000 tCO2/年