パラヤン地熱発電所における29MWバイナリー発電プロジェクト

代表事業者
三菱重工業株式会社
共同事業者:Bac Man Geothermal Inc.
パートナー国
フィリピン
採択年度
2020年
区 分
設備補助
分 野
再生可能エネルギー
未登録
稼働中

GHG排出削減プロジェクトの概要

本事業は、Bac-Man Geothermal Inc.がルソン島南部パラヤン地区に保有・運営する既設の120MWフラッシュ式地熱発電所に、29MWのバイナリー地熱発電設備を新規に導入するものである。有機ランキンサイクル(ORC)を用い、既設発電所から直接還元井に戻されていた低エンタルピーの廃熱水を有効活用することにより発電を行う。随伴ガスの追加発生はなく、また化石燃料の燃焼工程も存在しないため大気汚染等を起こさない。本事業は、発電会社として売電事業を行うものであり、化石燃料由来のグリッド電力を再生可能エネルギーで代替し温室効果ガス(GHG)排出量を削減する。

想定GHG排出削減量

72,200 tCO2/年

= リファレンス CO2 排出量
   -プロジェクトCO2 排出量

 ・リファレンス CO2 排出量
  =プロジェクト発電量 [MWh/年]
       ×排出係数 [tCO2/MWh]

 ・プロジェクトCO2 排出量
  = 0 [tCO2/年]

プロジェクトサイト