苛性ソーダ製造プラントにおける高効率型イオン交換膜法電解槽の導入

代表事業者
AGC株式会社
共同事業者:AGC Chemicals (Thailand) Co, Ltd
パートナー国
タイ
採択年度
2016年
区 分
設備補助
分 野
省エネルギー
未登録
稼働中

GHG排出削減プロジェクトの概要

AGC Chemicals (Thailand) 社 (ACTH) のパパデン工場では、旧型のイオン交換膜法電解槽を使用して苛性ソーダと塩素を製造している。 本プロジェクトでは、最新の高効率型イオン交換膜法電解槽及び最新の膜へ置換することで、電力消費量を大幅に削減し、環境負荷及び製造コストを低減する。

 現在主力の電解槽と比較して、今回導入する最新の電解槽・膜は、陽陰極や内部構造、膜特性などについて 複数の改善が施されており、電気抵抗が大幅に低減され、電力消費量の削減に貢献している。

想定GHG排出削減量

2,591 tCO2/年

排出削減量 = リファレンス排出量 (RE) – プロジェクト排出量 (PE)

RE: 現在主力のIEM法電解槽での電力消費量にグリッド排出係数を掛けて計算する

PE: 最新のイオン交換膜(IEM)法電解槽での電力消費量にグリッド排出係数を掛けて計算する

プロジェクトサイト

バンコクの南に位置するサムットプラカーン地区にあるACTHパパデン工場

JCM方法論

Methodology No. Title Methodology Proponent
TH_AM015 Ver1.0 Introduction of High Efficiency Electrolyzer in Caustic Soda Production Plant AGC Inc.; AGC Chemicals (Thailand) Co.,Ltd.