ホスト国:ベトナムJCM実現可能性調査(FS)

灌漑用高効率ポンプ導入による省エネルギー

調査実施団体:日本工営株式会社・荏原製作所

GHG排出削減プロジェクトの概要

ベトナム国(べ国)首都ハノイ市およびバックニン省の農業局管轄の水管理会社にて使用されている灌漑用ポンプを荏原製作所社製の高効率ポンプに更新(26台:3,500m3/h, 75kW、8台:3,900m3/h, 90kW)することで、灌漑施設における電力消費の軽減を達成すると共に、GHG排出量削減を実現する。
本プロジェクトにより、べ国で高い市場占有率を持つ他国製のポンプや旧型ポンプが本邦製高効率ポンプに更新され、1台当り約30,000〜60,000 [kWh/年]の省エネが期待される。

想定GHG削減量

152tCO2/年

  • リファレンス排出量: 1,505tCO2/年
    プロジェクトにより代替されるグリッドの排出係数(0.5408tCO2/MWh)
  • プロジェクト排出量: 1,353tCO2/年
    高効率ポンプの消費電力量: 63〜72kW
    更新ポンプ台数: 計34台、年間稼動時間:1,000〜1,500時間

報告書

<調査成果としてのJCM方法論(案)>

JCM方法論(案) は素案であり、 二国間クレジット制度の下で承認されたものではなく、また同制度で 将来承認されることを保証するものでもありません。
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