生ごみと腐敗槽汚泥の混合処理によるバイオガス回収利用

調査実施団体
株式会社クボタ
共同事業者:日建設計シビル
日本総合研究所
パートナー国
ベトナム
採択年度
2014年

GHG排出削減プロジェクトの概要

ハノイ市のCauDien 中間処理施設は、市内の一部地域で収集された都市廃棄物のうち、「生ごみ」を対象とした堆肥化を行っている。
 本プロジェクトは、メタン発酵システムを新規導入するものであり、「生ごみ」に加えて「腐敗槽汚泥」の混合処理が可能になり、周辺地域の公衆衛生改善が期待できる。
 回収したバイオガスは、施設内での医療系廃棄物処理で使用される化石燃料を代替し、省エネを図る。
 発酵後の消化汚泥は、堆肥化により農地還元が可能である。

想定GHG排出削減量

4,323 tCO2/年
リファレンス排出量: 4,698 tCO2/年
 医療系廃棄物処理で使用される化石燃料による排出量(274 tCO2/年)
 埋立ごみから発生するメタンガスによる排出量(4,424 tCO2/年)
プロジェクト排出量: 375tCO2/年
 導入システム電力消費による排出量(375 tCO2/年)

プロジェクトサイト