精米工場における籾殻利用コジェネレーションの導入によるパーボイル加工工程の改善

調査実施団体
株式会社EJビジネス・パートナーズ
パートナー国
バングラデシュ
採択年度
2013年

GHG排出削減プロジェクトの概要

精米工場で発生する籾殻を燃料とする2.5MW規模の高効率コジェネレーション設備を導入し、電力と蒸気を生成する。生成した電力及び蒸気は近隣の精米工場やグリッドに供給する。 特に、バングラデシュの精米工場では、精米過程での米の破損防止や虫駆除等を目的として、慣習的にパーボイル加工(蒸気での前処理)が低効率な籾殻焚ボイラで行われているため、本プロジェクトにより、籾殻の効率的な燃料利用、パーボイル加工工程の改善、及びグリッド電力とバックアップのディーゼル発電の燃料消費の代替によるGHG削減を行う。

想定GHG排出削減量

10,138tCO2/年
(ケース2を想定した推計値)
←プロジェクトで代替される電力消費量 x CO2排出係数

プロジェクトサイト

North Bengal Grain Industries社の精米工場
(ラジシャヒ管区ナオガオン県に所在)