ネグロス島北部における5.6MW地熱バイナリー発電プロジェクト

代表事業者
日揮グローバル株式会社
共同事業者:Energy Development Corporation
パートナー国
フィリピン
採択年度
2022年
区 分
設備補助
分 野
再生可能エネルギー
未登録
設備導入中

GHG排出削減プロジェクトの概要

本事業は、ネグロス島北部に、5.6MWのバイナリー地熱発電所を新規に導入するものである。優れた脱炭素技術として、有機ランキンサイクル技術を採用することで、比較的低温での地熱発電を可能とし、クリーンで安定した発電を実現する。発電した電力は電力会社に売電することで化石燃料由来グリッド電力を代替し、温室効果ガス(GHG)排出量を削減する。
本事業は、2030年までに電源構成に占める再生可能エネルギーの比率を35%とする、同国の政策目標の達成に貢献する。

想定GHG排出削減量

9,727 tCO2/年

= リファレンスGHG排出量-プロジェクトGHG排出量

・ リファレンスGHG排出量
 = プロジェクト発電量 [MWh/年] ×排出係数 [tCO2/MWh]
・ プロジェクトGHG排出量
 = NCG(非凝縮性ガス)中に含まれる CO2 排出量 [tCO2 /年]
     +NCG中に含まれる CH4 排出量 [tCH4 /年]
        × CH4 の温暖化係数 [tCO2e/tCH4]

プロジェクトサイト