自動車部品工場へのガスコージェネレーションシステム及び吸収式冷凍機の導入
- 代表事業者
- 株式会社デンソー
共同事業者:PT DENSO INDONESIA(DNIA)
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稼働中
GHG排出削減プロジェクトの概要
インドネシア国の自動車部品工場において、ガスエンジン発電によるコージェネレーションシステム(ガスエンジン2,000KW級+温水吸収式冷凍機300RT)を導入することで、
(1)環境面での貢献(省エネ・CO2排出量削減の促進)
(2)社会面での貢献(分散型電源による安定供給)
(3)技術面での貢献(現地技術者の運転保全スキル習得)
(4)経済面での貢献(インドネシア国への投資促進)
を目指すものである。
(1)環境面での貢献については、以下 ①~③に裏付けられ、総合エネルギー効率を高め、省エネ・CO2排出量削減に大きく寄与する。(右図参照)
①自家発電設備の工場内設置による送電ロスの抑制
②最高水準の高効率ガスエンジン発電設備の採用
③年間通じた工場全体空調の熱源としてコージェネレーション排熱を有効利用
想定GHG排出削減量
4,629 tCO2/年
本プロジェクトによるCO2削減量 = 電気のCO2削減効果+ 天然ガスのCO2削減効果
電気のCO2削減効果
= (リファレンス電気使用量 - プロジェクト電気使用量) ×系統排出係数
= (コージェネでの有効発電量 + コージェネ排熱利用によるターボ冷凍機の電力削減量) ×系統排出係数
天然ガスのCO2削減効果
= (リファレンス 天然ガス使用量 - プロジェクト 天然ガス使用量) × 天然ガス排出係数
= ( 0 - コージェネでの天然ガス使用量) × 天然ガス排出係数
プロジェクトサイト
JCM方法論
Methodology No. | Title | Methodology Proponent |
---|---|---|
ID_AM023 Ver1.0 | Installation of gas engine cogeneration system with absorption chiller to supply electricity, heating energy and cooling energy | DENSO CORPORATION |