自動車部品工場のアルミ保持炉へのリジェネバーナー導入による省エネルギー化

プロジェクト実施者
株式会社豊通マシナリー
共同事業者:北陸テクノ株式会社、PT. TOYOTA TSUSHO INDONESIA(豊田通商)、PT. YAMAHA MOTOR PARTS MANUFACTURING INDONESIA、PT. HOKURIKU TECHNO INDONESIA、PT. MATAHARI WASISO TAMA
パートナー国
インドネシア
採択年度
2014年
区 分
設備補助
分 野
省エネルギー
登録済み
稼働中

GHG排出削減プロジェクトの概要

アルミ溶湯保持炉の従来形バーナーを高性能リジェネバーナーに置き換えることで省エネルギーを実現し、燃料消費を抑えてGHG排出量を削減する。ヤマハ発動機の現地部品製造会社 YPMI がアルミホイールのダイカスト鋳造ラインに所有する11基のるつぼ型保持炉をリジェネ化する。

現地の炉製造会社 PT.MATAHARI WASISO TAMA は、北陸テクノ(株)の現地法人の技術支援のもとでリジェネ化を実施することで、リジェネバーナー保持炉の設計および製作のノウハウ、調整や保全の技術を得ることができる。この技術を日系企業のみならず、インドネシア現地企業含めて広く普及させる計画である。

想定GHG排出削減量

98 tCO2/年

(リファレンスの保持燃費原単位-プロジェクトの保持燃費原単位)× 平均保持溶湯量×溶湯保持時間 ×天然ガスの発熱量 ×排出係数
天然ガス消費量のモニタリングでは、2個の流量計を直列に配置し比較検証することで、長期に渉り正確な値を得る。

プロジェクトサイト

JCM方法論

Methodology No. Title Methodology Proponent
ID_AM009 Ver3.0 Replacement of conventional burners with regenerative burners for aluminum holding furnaces Toyotsu Machinery Corporation, Mizuho Information & Research Institute, Inc.

進行状況

JCM Project Registration

Reference No. Project Title Registration Date
ID010 Energy saving through introduction of Regenerative Burners for aluminum holding furnaces of the automotive components manufacture in the Republic of Indonesia 30 Mar 20

関連文書

・インドネシアにおけるJCM事業の実施に関するセミナー(2017年)

 Energy Saving through Introduction of Regenerative Burners to the Aluminum Holding Furnace of the Automotive Components Manufacturer – (株)豊通マシナリー 生田 雅史