二国間クレジット制度(JCM)の構築に係る日・アラブ首長国連邦間の協力覚書に署名しました

 2023年4月16日、G7 札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合の開催地である札幌において、国定勇人日本国環境大臣政務官の同席の下、西村康稔日本国経済産業大臣とアラブ首長国連邦のスルターン・アル・ジャーベル産業・先端技術大臣兼 UAE 気候変動担当特使との間で、二国間クレジット制度(JCM:Joint Crediting Mechanism)の構築に関する協力覚書の署名が行われました。
※JCMパートナー国:モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ、フィリピン、セネガル、チュニジア、アゼルバイジャン、モルドバ、ジョージア、スリランカ、ウズベキスタン、パプアニューギニアの25か国であり、アラブ首長国連邦は26か国目となります。

 今後、アラブ首長国連邦とのJCMを通じて、アラブ首長国連邦国内の温室効果ガスの排出削減等に関する事業の実施による、両国のNDC(国が決定する貢献)の達成に貢献していきます。また、パリ協定第6条の市場メカニズムとしてJCMを実施し、地球規模での温室効果ガス排出削減・吸収、持続可能な開発を促進することにより、世界の脱炭素化に向けた取組に貢献していきます。

詳細は環境省報道発表資料をご参照ください。
日 https://www.env.go.jp/press/press_01456.html
英 https://www.env.go.jp/en/press/press_01346.html