環境省は、途上国等への優れた脱炭素技術等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス(以下「GHG」という。)の排出削減への我が国の貢献を定量的に評価するとともに、我が国のNDCの達成に活用する二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism、以下「JCM」という。)の推進に向けて、JCMの下で行う脱炭素設備の導入事業に対して初期投資費用の一部を補助する「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」を実施しています。公益財団法人地球環境センター(GEC)は、令和7年度から令和9年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業)の執行団体として、当該資金の活用により民間企業等による優れた脱炭素技術等を活用した事業への投資を促進していく予定です。本補助金は、途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて我が国の温室効果ガス排出削減目標の達成に活用することを目的とするものです。また、「環境省 脱炭素インフライニシアティブ」、「地球温暖化対策計画」、「環境省 COP26後の6条実施方針」等に沿って、相手国のニーズを深く理解した上で先進的な脱炭素技術等を普及・展開することにより、世界の脱炭素化に貢献することが期待されています。
つきましては、本事業の公募並びに公募説明会を以下のとおり実施しますので、お知らせいたします。
1.募集内容(案) ※公募要領や応募様式等は公募開始時(4月7日予定)に掲載いたします。
(1)事業概要:
補助対象者には、優れた脱炭素技術等を活用したGHG排出削減事業を実施していただくとともに、GHG排出削減効果の測定・報告・検証(MRV) を行っていただきます。また、JCMを構築している国等において、当該排出削減量について、JCMクレジットとしての発行を目指していただきます。
(2)補助対象者:
国際コンソーシアム(日本法人と外国法人等により構成され、事業実施を効率的に推進する組織)の代表事業者である日本法人(民間企業、独立行政法人、社団法人、財団法人等)
(3)補助事業の実施期間:
交付決定日以降に補助事業を開始し、最長で令和10年1月30日まで
(4)採択優先国:
(5)公募期間:
令和7年4月7日(月)から 9月30日(火)12:00(正午)まで
申請は電子申請となっています。申請手続きにつきましては、公募開始時に公開する資料および、公募説明会にてご説明いたします。
(6)一次採択分審査開始予定:
令和7年5月16日(金)12:00(正午)までの応募分
2.公募説明会
主催 | 環境省、公益財団法人地球環境センター(GEC) |
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日時 | 2025年(令和7年)4月8日(火)14:00~ |
会場 | WEB会議システム「Zoom」にてご視聴ください。(事前申込時にご登録いただいたメールアドレス宛にリンクを送付いたします。) |
参加申込 |
以下の登録フォームより4月8日(火)午前中までにお申し込みください。 https://gec-jp.zoom.us/webinar/register/WN_rXgza2XSRIyTPdCN6dX-fg ※ 申込いただいた際に収集した個人情報は、本説明会に関する事務連絡及びJCM関連情報の案内送付にのみ使用し、他の目的には一切使用しません。 |
【本件窓口】
公益財団法人 地球環境センター 東京事務所 事業第一グループ(担当 石原、島)
住所: 〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目19番4号 本郷大関ビル4階 (地図)
Email: jcm-info@gec.jp
TEL:03-6801-8860
(現在一部テレワーク中ですので、できるだけメールアドレスにご連絡ください。お電話でご相談されたい場合には、メールにその旨とお電話番号を記載ください。こちらからお電話を差し上げます。)