事業内容
本事業は、優れた脱炭素技術等を活用し、途上国における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行っていただく事業です。
開発途上国における温室効果ガスの削減とともに、二国間クレジット制度(JCM)を通じて我が国の温室効果ガス排出削減目標の達成に資することを目的としています。また、平成30年6月に策定した海外展開戦略(環境)に基づき、先進的な脱炭素技術等を普及・展開し、インフラの海外展開の促進を目指します。
初期投資費用の1/2を上限として補助を行います。
選定した案件の概要
GECは、環境省から「令和2年度から令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業)」の交付決定を受け、当該補助金の執行団体として、令和2年度4月6日(月)~10月30日(金)まで、日本の民間企業等を対象に公募を行っております。
このたび、書面審査、ヒアリング審査及びその結果を踏まえた採否審査を実施し、下記のとおり6件を第二回採択分として選定しました。今年度の第一回採択分と合計すると、17件の採択となります。今回、ブロックチェーン技術を利用した太陽光発電事業やJCMエコリース事業を初めて採択しました。
今後、交付決定の手続等を進め、JCMの実施に向けた取り組みの一環として、これらの事業を進めていきます。
【令和2年度 JCM設備補助事業 第二回採択案件一覧】