ベトナム社会主義共和国におけるフロン類の回収スキーム構築・混焼型施設導入実証事業
- 代表事業者
- 丸紅株式会社
共同事業者:HUE URBAN ENVIRONMENT AND PUBLIC WORKS JOINT STOCK COMPANY(HEPCO社)
GHG排出削減プロジェクトの概要
- ベトナムでは、フロン類の回収・破壊に関する規制は整備が進みつつあるが、冷凍空調機器や自動車に充当されているフロン類は、最終的には全て大気に放出されている状況。回収・破壊インフラの構築は、経済成長が進む同国において、制度の実効性を高め、将来的なカーボンニュートラルの達成に貢献するもの。
- 本補助事業では、フエ周辺においてフロン類回収・破壊活動のプロジェクトを実施しJCMクレジットの創出及び取得するとともに、規制やインセンティブなどを活用したフロン類回収・破壊スキーム確立に貢献するためベトナム政府等への政策提言や啓蒙活動を行う。
- 混焼型破壊設備は、現地で産業廃棄物処理業を営むHEPCO社の廃棄物処理炉を改修して設置予定。
想定GHG排出削減量
2,967 tCO2/年
リファレンスシナリオ
⇒空調・冷凍機器や自動車に充填されていたフロン類が大気中に放出され続ける。
プロジェクトシナリオ
⇒空調・冷凍機器や自動車に充填されていたフロン類を適切に回収し、混焼型破壊施設で分解することで、大気放出を回避する。