スカイトレインへの回生電力貯蔵装置導入による省エネルギー

調査実施団体
日本工営株式会社
パートナー国
タイ
採択年度
2015年
分 野
交通

GHG排出削減プロジェクトの概要

タイ国の首都バンコク市内を走行するスカイトレイン(BTS)のシーロム線に回生電力貯蔵装置を導入することで、車輛が電気ブレーキをかける際に発生する回生電力を蓄電池に充電し、有効利用することで列車運行に係る電力消費の削減を図る。
 本事業によりスカイトレインに2基を導入することにより、同国での普及促進を図るだけでなく、鉄道市場の規模が大きく、今後も高い成長が見込まれる周辺アジア諸国への導入促進の足掛かりと位置付けている。

想定GHG排出削減量

990 tCO2/年(2基分)
1基当たりの削減量 495 tCO2/年
リファレンス排出量:9900 tCO2/年
グリッドから供給される電力量(18,000 MWh/年)
グリッドの排出係数(0.55 kgCO2/MWh)
プロジェクト排出量:9405 tCO2/年
プロジェクト時にグリッドから供給される電力量(17,100 MWh/年)
グリッドの排出係数(0.55 kgCO2/MWh)

プロジェクトサイト