ホスト国:ベトナム JCM実現可能性調査(FS)

製糖工場におけるバガス利用コジェネレーションの導入

調査実施団体:日本エヌ・ユー・エス株式会社

GHG排出削減プロジェクトの概要

ベトナム最大級の製糖会社であるNghe An Sugar Company社において、15年以上使用している蒸気供給用ボイラーの設備更新とともに、製糖工場から排出されるバガスを燃料として用いる35MWのコジェネレーションシステムを導入する。発生する蒸気はすべて工場内で消費し、電力のうち6MWは所内で消費、29MWはベトナム電力公社に販売する。バイオマス利用の発電システムとして、系統電力の代替によりCO2排出削減に貢献できる。

想定GHG削減量

144,751tCO2/年

  • リファレンス排出量
    =144,761tCO2/年
    プロジェクトによりグリッドに供給された電力量
    (231,840MWh/年)
    x プロジェクトにより代替されるグリッドの排出係数
    (0.624tCO2/MWh)
  • プロジェクト排出量: 10tCO2/年

報告書

<調査成果としてのJCM方法論(案)>

※JCM方法論(案) は素案であり、 二国間クレジット制度の下で承認されたものではなく、また同制度で 将来承認されることを保証するものでもありません。
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