平成28年度二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業の公募(二次公募)について
※公募を締切りました。多数のご応募誠にありがとうございました。
平成28年9月5日
環境省は、途上国において優れた低炭素技術を活用して温室効果ガスを削減するとともに、日本の貢献に応じてJCMクレジットの獲得を目指す「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業(JICA等と連携する事業を含む)」を実施しています。
公益財団法人地球環境センター(GEC)は、環境省から「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業)」の交付決定を受け、「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」(以下、設備補助事業)について案件公募を行いました(4/8~5/16まで)。その結果、52件の応募があり、その中から計9か国28件を選定しました。
この度、「二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業」について、二次公募を以下の通り行う予定です。
公募内容
(1)事業内容:
本事業は、優れた低炭素技術等を活用し、途上国における温室効果ガス排出量を削減する事業(国際協力機構(JICA)や他の政府系金融機関の出資・融資を受ける事業と連携する事業を含む)を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行っていただく事業です。これにより算出された排出削減量を、二国間クレジット制度(JCM)により我が国の排出削減量として計上することを目指して、事業者(国際コンソーシアム)に対し初期投資費用の1/2を上限として設備補助を行います。
(2)補助対象者:
国際コンソーシアム(日本法人と外国法人等により構成され、事業実施を効率的に推進する組織)の代表事業者である日本法人(民間企業、独立行政法人、社団法人、財団法人等)
(3)補助対象期間:
交付決定日から最長で平成31年1月31日(木)まで
(4)採択優先国:
平成28年9月5日現在、JCMを構築している以下の国
モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー及びタイの16か国
(5)公募期間: 締切りました
平成28年9月5日(月)~12月16日(金) 12時
(6)二次公募に充当できる予算額合計(平成28年度~平成30年度の3ヵ年): 約10億円
(7)公募説明会/本事業に関する質問と回答:
二次公募にあたっては、公募説明会の開催は予定しておりません。
一次公募の時点でこれまで寄せられた質問に対する回答はこちらに掲載しております。
その他、本事業及び二次公募に関する質問等がある場合は、下記<本件窓口>宛に電子メール又は電話でお問い合わせください。その際、電子メールの件名は、「質問:平成28年度設備補助(二次公募)」としてください。 受付期間は公募期間中とし、質問者に対して個別に回答します。
公募要領等/交付規程等
(※以下の資料は追加・修正の可能性があります)- 公募要領(二次公募)[PDF]
- 交付規程[PDF]
・交付規程様式第1〜18 [Word]
【その他資料】
- 環境省における二国間クレジット制度(JCM)の取組状況(平成28年9月)[PDF]
- 二国間クレジット制度資金支援事業のうち設備補助事業について(二次公募)[PDF]
- 公募提案書作成の手引き(二次公募)[PDF]
- 国際コンソーシアム協定書(例): 和文 / 英文(二次公募)[Word]
- 環境省所管の補助金等で取得した財産処分承認基準の整備について [PDF] (外部サイト)
- インドネシアにおけるJCM事業・調査の実施段階での対応事項 [PDF] (一次公募から変更しています)
- ベトナムにおけるJCM事業の対応事項 [PDF] (新規)
- パラオにおけるJCM プロジェクトの候補案件に係るパラオ政府関係者の連絡先 [PDF]
- 公募要領(二次公募)(英文仮訳) [PDF]
応募様式
- 公募提案書(様式1)[Word]
- 代表事業者届出書(様式2)[Word]
- 実施計画書(様式3)[Word] (記入例) (一次公募から変更しています)
- Project Idea Note for the Model Project(様式4)[Word]
- 経費内訳(様式5)[Excel] (一次公募から変更しています)
- クレジット配分に係る合意書(英文)(様式6) [Word] (新規)
- 公募提案書類提出チェックリスト(様式7) [Word] (一次公募から変更しています)
削減量算定ファイル: 太陽光発電 / 小水力発電 / コジェネレーション / 冷凍機
参考情報
【参考1:二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)の概要】
JCMは、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への日本の貢献を定量的に評価するとともに、日本の削減目標の達成に活用するものです。
JCMのパートナー国は、モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー及びタイの16か国です。
JCMによって、毎年度の予算の範囲内で行う日本政府の事業により、2030年度までの累積で5,000万から1億t-CO2の国際的な排出削減・吸収量を見込んでいます。
※詳細はこちらから http://mmechanisms.org/initiatives/index.html
【参考2:COP21首脳会合 安倍総理スピーチ(抜粋)(平成27年11月30日)】
先進的な低炭素技術の多くは、途上国にとってなかなか投資回収を見込みにくいものです。日本は、二国間クレジット制度などを駆使することで、途上国の負担を下げながら、画期的な低炭素技術を普及させていきます。
※スピーチ全体はこちらから http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2015/1130speech.html
>>英文ページ
【本件窓口】
公益財団法人 地球環境センター 東京事務所(担当:斉藤、反後)
住所: 〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目19番4号 本郷大関ビル4階 (地図)
TEL: 03-6801-8860 / 8773
Email: jcm-sbsd@gec.jp
受付時間:10:00~12:00及び13:00~17:00(土曜、日曜、祝日及び公募締切日を除く)