ホスト国:バングラデシュJCM案件組成調査(PS)

系統電力不安定地域の携帯電話基地局におけるリチウムイオン電池を活用した省エネルギー化

事業実施団体:株式会社GSユアサ

GHG排出削減プロジェクトの概要

バングラデシュの通信会社最大手グラミンフォン所有の携帯基地局に、急速充電を可能とするリチウムイオン電池を導入することでGHG削減を図る。
同国では、電力需給ギャップの増大により系統電力の停電が頻発しており、基地局への電力供給にディーゼル発電機と鉛蓄電池を併用している。
基地局の鉛蓄電池を、停電が頻発する地域でも急速充電によりディーゼル発電機の稼働率を大幅に抑えることが可能なリチウムイオン電池に更新することで、CO2排出量を削減することができる。

想定GHG排出削減量

2,082 tCO2/年 (10.41 tCO2 /年/unit × 200unit)

  • リファレンス排出量: 22.55 tCO2/年/unit
    プロジェクト期間中に基地局で消費された電力量(19 MWh/年/unit)
    プロジェクト実施前の電源構成での排出係数(1.1872 tCO2/MWh)
  • プロジェクト排出量: 12.14 tCO2/年/unit
    プロジェクト期間中に基地局で消費された電力量(19 MWh/年/unit)
    グリッドの排出係数(0.6392 tCO2/MWh)
pagetop