ホスト国:モンゴルJCMプロジェクト設備補助事業
ダルハン市における10MW太陽光発電事業
プロジェクト実施者:(日本側)シャープ株式会社、(モンゴル側)Solar Power International LLC (SPI)
GHG排出削減プロジェクトの概要
本事業は、首都ウランバートルの北方約230kmに位置するダルハン市近郊にある110kV変電所の隣接地に10MW規模の太陽光発電プラントを建設し、発電した電力をグリッドへ送電して、CO2排出量を削減するものである。 この太陽光発電プラントは、結晶系の太陽電池モジュール(パネル当たり最大出力310W、モジュール変換効率15.9%)約32,000枚(72直列ストリング数)と周辺システムを、約36haの敷地内に設置する。
想定GHG排出削減量
14,746 tCO2/年
リファレンス排出量=EGPE×EFgrid=15,034
プロジェクト排出量=EGAUX×Efgrid=288
排出削減量=リファレンス排出量-プロジェクト排出量
= 15,034-288
= 14,746(tCO2/年)
EGPE : 太陽光発電システムによる発電量(MWh)
EGAUX: 付随的な電力消費量(MWh)
EFgrid : CO2排出係数(=1.0601tCO2/MWh)