ホスト国:モンゴル JCMプロジェクト設備補助事業

高効率型熱供給ボイラの集約化に係る更新・新設プロジェクト

プロジェクト実施者:(日本側)数理計画、(モンゴル側)Anu-Service

GHG排出削減プロジェクトの概要

  1. Bornuur sum(Bornuur郡)において、施設個別に使われている旧型の低効率熱供給ボイラ(HOB)の使用を止め、複数の高効率熱供給ボイラ(HOB)を集約的に導入し、暖房用温水を複数施設に供給する。HOB集約化に合わせて、配管・電設設備も整備し、集中制御システムにより高効率HOBの運転管理を行うとともに、排ガスの温度及び含有酸素濃度などの計測結果に基づき、ボイラ運転最適化のための日本人技術者による技術指導を行い、オペレーション技術を移転する。 ボイラ効率の改善(低効率HOBから高効率HOBへの転換)は、ボイラ燃料である石炭の消費量削減に寄与するため、CO2排出量及び他の大気汚染物質の排出量を削減できる。
  2. ウランバートル市内の学校に最新型高効率HOBを導入して、既存の旧型低効率HOBを置換する。これにより、石炭消費量が削減され、CO2排出削減を達成する。

想定GHG削減量

298tCO2/年

  • (リファレンス石炭消費量-プロジェクト石炭消費量)×排出係数(EF)
    ={(1÷リファレンスボイラ効率)-(1÷プロジェクトボイラ効率)}×供給熱量×EF
モニタリングに用いる熱量計は、モンゴル国家規格(MNS 6241)を満たしたものとする。
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