ホスト国:ケニア JCM実現可能性調査(FS)

地熱発電事業

調査実施団体:プライスウォーターハウスクーパース

GHG排出削減プロジェクトの概要

ケニアでは、最初の地熱発電が1981年に稼働し、現時点では約200MWの地熱発電が稼働している。日本の地熱発電技術はケニアの地熱発電開発に大きく貢献しており、ケニアの最初の地熱発電タービンは日本製である。加えて、2014年にはケニアに日本製のタービン導入が予定されており、それを含めた2018年までの地熱発電事業をJCMプロジェクトの対象とする。

 なお、ケニア全体で7,000MWの地熱発電のポテンシャルがあるとされており、地熱発電は、ケニアの長期エネルギー計画の柱と位置付けられている。

JCM方法論

CDMプロジェクトとして実施されてきたケニアの地熱案件を踏まえて、JCMとしての地熱発電プロジェクトに適用される方法論を構築する。
方法論開発に当たり、以下を実施する。

①ケニアでのリファレンス排出量算定方法の分析:
②ケニアの状況に即したプロジェクト排出量の分析:   
ケニアにおける適切なモニタリング方法の検討

想定GHG削減量

約250万tCO2/年

←対象とするオルカリア地熱発電プロジェクトの
総発電能力560MW
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