ホスト国:ベトナムJCMプロジェクト設備補助事業

南部・中部地域の配電網におけるアモルファス高効率変圧器の導入

プロジェクト実施者:(日本側)裕幸計装株式会社  (ベトナム側)EVN SPC, EVN HCMC, EVN CPC, EVN Danang

GHG排出削減プロジェクトの概要

ベトナム南部・中部地域の配電網に一般的なケイ素鋼変圧器に替えて、高効率なアモルファス変圧器を導入することにより、配電に係る電力ロス(配電用変圧器の無負荷損失)を低減するとともに、発電由来のCO2を削減する。

 当該変圧器はEVN SPC(南部配電網)へ2,683台、EVN HCMC(ホーチミン市配電網)へ892台、EVN CPC(中部配電網)へ977台、 EVN Danang(ダナン市配電網)へ282台の計4,834台導入される。

 ベトナム変圧器メーカーのTHIBIDIが当該変圧器を製造するが、変圧器のコア部分のアモルファス合金は、全て島根県にある日立金属の安来工場で製造、供給される。

 

想定GHG排出削減量

4,402 tCO2/年

=(リファレンス変圧器の無負荷損-プロジェクト変圧器の無負荷損)×(1-プロジェクト期間中の停電率)×グリッド排出係数

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