ホスト国:インドネシアJCMプロジェクト設備補助事業
自動車製造工場におけるガスコージェネレーションシステムの導入
プロジェクト実施者:(日本側)豊田通商株式会社、(インドネシア側) PT. Toyota Motor Manufacturing Indonesia (TMMIN)
GHG排出削減プロジェクトの概要
操業中の自動車製造工場内に、ガスエンジンコジェネシステムを設置し、工場における電力需要、熱需要の一部を賄う。石炭、石油等、CO2負荷の高い原料の割合が高く、高効率な発電設備の導入が進んでいないインドネシアにおいて、排熱の活用と併せてCO2排出量の削減を目指す。また、同国内では比較的安価に入手できるガスを利用する事で、経済的な効果も期待できる。
主機は川崎重工製の7.8MW高効率ガスエンジン発電機で、これに排熱回収用の熱交換器を併設、スチームならびに温水を製造、自動車工場に供給する。
想定GHG排出削減量
20,310 tCO2/年
←リファレンス排出量-プロジェクト排出量
①リファレンス排出量 =(ガスエンジンの有効発電量×グリッドのCO2排出係数) +(排熱回収熱量÷リファレンス設備効率×リファレンス 設備使用燃料のCO2排出係数)
②プロジェクト排出量 =ガスエンジンの燃料消費量×天然ガスの発熱量×天然 ガスのCO2排出係数