ホスト国:エチオピアJCMプロジェクト設備補助事業
フローリング工場へのバイオマス・コージェネレーションシステムの導入
プロジェクト実施者:(日本側)パシフィックコンサルタンツ株式会社、 (エチオピア側) African Bamboo PLC
GHG排出削減プロジェクトの概要
エチオピア首都アディスアベバ南方約270kmのハワサ工業団地に建設中のAfrican Bamboo PLC竹フローリング工場に、12MWのバイオマスボイラーと1.2MWのORC(Organic Rankine Cycle)発電機からなるコージェネレーションシステムを導入する。加工プロセスで発生する竹残渣を燃料とし、工場で必要とする熱と電力を供給する。熱と電力は全量自家消費する。これにより、ディーゼル燃料の使用を回避し、GHG排出量を大幅に削減する。
想定GHG排出削減量
7,940 tCO2/年
=リファレンス排出量-プロジェクト排出量=7,940-0
リファレンス排出量
=プロジェクトが代替する熱・電力供給に要するディーゼル消費量×ディーゼル排出係数
=8,822(設備利用率100%)
設備利用率(1年目40%、2年目87%、3年目93%、4年目以降100%)、耐用年数(8年)を考慮すると
=7,940
※プロジェクトが代替すると考えられる系統電力の使用量は考慮しない。(保守性の確保)