ホスト国:モンゴル JCM案件組成調査(PS)

10MW級太陽光発電施設の導入によるエネルギー供給の安定化

調査実施団体:株式会社サイサン、マイクライメイトジャパン株式会社

GHG排出削減プロジェクトの概要

本プロジェクトは、モンゴル国ゴビ・アルタイ県アルタイ市にて10MW級の太陽光発電所を建設し、その発電電力を固定価格買取制度を通してアルタイ・ウリアスタイグリッドへ売電するものである。現在、同グリッド内の電力の約半分は隣接の中央グリッド及び西部グリッドのからの輸入(主に石炭火力発電所により発電された電力)、40%は水力発電所、残りは小型の軽油発電所により賄われている。本プロジェクトの実施により、GHG排出係数の高い石炭火力発電や軽油発電を太陽光発電で代替することでGHG排出を削減し、同地域の電力需要増加に伴う電力不足を解消する。

想定GHG削減量

12,687 tCO2/年

  • リファレンス排出量:12,728 tCO2/年
    プロジェクトによりグリッドに供給された電力量(15,579.405 MWh/年)×プロジェクトにより代替されるグリッドの排出係数(0.817 tCO2/MWh)
  • プロジェクト排出量: 41 tCO2/年
    プロジェクトによりグリッドから消費される電力量(49.076 MWh/年)×  
    プロジェクトにより代替されるグリッドの排出係数(0.817 tCO2/MWh)

報告書

<調査成果としてのJCM方法論(案)>

※JCM方法論(案)及びPDD (案) は素案であり、 二国間クレジット制度の下で承認、登録されたものではなく、また同制度で将来承認、登録されることを保証するものでもありません。
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