ホスト国:モンゴルJCM実現可能性調査(FS)

保温施工による石炭火力発電所の効率改善

調査実施団体:関電プラント株式会社

GHG排出削減プロジェクトの概要

本プロジェクトはモンゴル国の石炭火力発電所において、エコ・エイム工法(増し保温)での保温施工によりエネルギー効率を改善し、GHG排出量を削減する。
エコエイム工法は、既設保温材の上に重ねて保温材の「パイロジェルXT」を巻くことで労働安全衛生面からもアスベスト飛散防止も図ることができる。

想定GHG削減量

1,723CO2/年(CHP-3とCHP-4合計)

  • リファレンス排出量: 5,379tCO2/年

    CHP3高圧ユニット:
    リファレンス放散熱量(647W/㎡)×リファレンス放散面積(2,211㎡)×3600×蒸気通気時間(4810時間/年)/ボイラ効率(1.0)×石炭のCO2排出係数 (0.101tCO2/GJ)×10-9
    CHP4:
    リファレンス放散熱量(383W/㎡)×リファレンス放散面積(3,300㎡)×3600×蒸気通気時間(6260時間/年)/ボイラ効率(1.0)×石炭のCO2排出係数 (0.101tCO2/GJ)×10-9

  • プロジェクト排出量: 3,656tCO2/年
    CHP3高圧ユニット:
    リファレンス放散熱量(647W/㎡)×{1-断熱効率(0.35)}×3600×蒸気通気時間(4810時間/年)/ボイラ効率(1.0)×石炭のCO2排出係数 (0.101tCO2/GJ)×10-9
    CHP4:
    リファレンス放散熱量(383W/㎡)×{1-断熱効率(0.35)}×3600×蒸気通気時間(6260時間/年)/ボイラ効率(1.0)×石炭のCO2排出係数 (0.101tCO2/GJ)×10-9

報告書

<調査成果としてのJCM方法論(案)>

※JCM方法論(案) は素案であり、 二国間クレジット制度の下で承認されたものではなく、また同制度で 将来承認されることを保証するものでもありません。
pagetop