ホスト国:ベトナム
JCM案件組成調査(PS)
ビール工場における総合的エネルギー消費削減
調査実施団体:(株)レノバ
GHG排出削減プロジェクトの概要
本プロジェクトは、加熱・冷却工程が連続し、極めて多くのエネルギーを消費するビール製造工場の各製造プロセスにおいて、省エネ・再エネ機器システムを導入し、燃料及び電力を削減することによって、大幅なGHG削減(年間約5,500tCO2)を達成する。プロジェクト対象の工場は、HABECO社のMelinh工場である。
主要な技術- エネルギー解析シミュレーター
- 総合的エネルギー消費削減ソリューション(省エネ・再エネ機器システム)
- プラント性能向上メンテナンス
JCM方法論
GHG排出削減量は原単位法を用いて評価する。 プロジェクト実施時の「エネルギー消費量」と「製品の製造量」さえ把握することで、GHG排出削減量を算出する。GHG排出削減量算定式
ER,y = (AEMRR,y - AEMPJ,y) x POyERy | 排出削減量(t-CO2/年) |
AEMRR,y | リファレンスシナリオのGHG排出原単位(t-CO2 /HL)←デフォルト値として設定する |
AEMPJ,y | プロジェクトシナリオのGHG排出原単位(t-CO2 /HL) |
POy | 年間ビール製造量(HL/年) |
想定GHG削減量
5,500 tCO2/年(Melinh工場)