ホスト国:インドネシア
JCM案件組成調査(PS)
高効率冷凍機システムの導入による省エネルギー
調査実施団体:日本工営
GHG排出削減プロジェクトの概要
製品品質確保のために湿度管理が必要となる繊維工場において、工場内空調に供されている既存冷凍機を、成績係数(COP)が高く、省エネルギーを実現できる高効率冷凍機に更新することで、消費電力量を抑制し、GHG削減を達成する。
JCM方法論
リファレンスシナリオ:
市場占有率の高い冷凍機(米国製等)に更新する。
→排出削減量は、リファレンス排出量とプロジェクト排出量の差で算出される。
リファレンス排出量の算定:
RE = EF x ELPJ x(ℇBL/ℇPJ)
RE:リファレンス排出量(tCO2)
ELPJ:プロジェクトの電力消費量(MWh)
ℇBL:既存冷凍機の成績係数(COP)
ℇPJ:新たに導入する冷凍機のCOP
プロジェクト排出量の算定:
PE = EF x ELPJ
PE:プロジェクト排出量(tCO2)
想定GHG削減量
657 tCO2/年/台