ホスト国:インドネシア
JCM案件組成調査(PS)
自動車部品工場におけるアルミ溶解炉へのリジェネバーナ導入
調査実施団体:豊通マシナリー
GHG排出削減プロジェクトの概要
自動車用部品製造に用いるアルミニウム溶鉱炉の既存バーナ(シングルバーナ)に替えて、高性能リジェネバーナを取り付ける。リジェネバーナにより、高熱燃焼ガスを有効利用することができ、燃料(天然ガス)消費量の抑制を達成する。これにより化石燃料(天然ガス)由来のCO2排出量を削減する。
リジェネバーナは、ペアのバーナを利用し、高温排ガスを内蔵蓄熱体に蓄熱して燃焼空気を予熱することで、省エネを図る技術である。
JCM方法論
天然ガス消費量の削減から、CO2排出削減量を計算する。その際、リファレンスシナリオとプロジェクトシナリオにおけるアルミ生産量当たりのエネルギー消費率の比較によることを想定する。想定GHG削減量
2,050tCO2/年
ポテンシャル:17万tCO2/年←仮定:同種プロジェクトが、2020年のアルミ需要(770kt/年)に対して導入される。
プロジェクトサイト
ジャカルタ近郊のアルミ溶解炉を有する工場として、以下を想定している。
- PT. TD Automotive Compressor Indonesia
- PT. Yamaha Motor Parts Manufacturing Indonesia.
- PT. Kyowa Indonesia