ホスト国:インドネシアJCMプロジェクト設備補助事業

冷温同時取出し型ヒートポンプ導入による省エネルギー事業

プロジェクト実施者:(日本側)豊田通商、(インドネシア側)PT. TTL Residences

GHG排出削減プロジェクトの概要

 ホテルの熱源システムに冷温同時取出し型ヒートポンプを導入し、大浴場への温水を給水することで、ボイラの軽油使用量を削減する。また、温水供給に加え、ホテル共有スペース冷房用の冷水も冷却することで、チラーの動力低減も同時に実現する。

 今回導入予定のヒートポンプは、高温出湯対応型で60℃以上の温水加温を可能とし、従来のボイラでの加温方式に比べ、約3倍のエネルギー効率で温水加温を行うことができる。また、ヒートポンプからの冷熱も冷房熱源として有効利用することで、上記の加温側の効率と合わせ、冷温同時利用によるシステム効率は400~500%となることが見込まれる。

 

想定GHG削減量

175tCO2/年

 

リファレンス排出量:520tCO2/年
プロジェクト排出量:345tCO2/年

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