ホスト国:ベトナム
JCM実現可能性調査(FS)
民生部門向け省エネガラスの導入
調査実施団体:旭硝子
GHG排出削減プロジェクトの概要
著しい経済成長を示すベトナムにおいて、今後ビル等の建設増加が見込まれるところに、建築物の窓等への省エネガラス(複層ガラスの間に特殊な金属膜をコーティングしたガラス)の導入を促進し、省エネルギーを達成する。
JCM方法論
GHG排出削減量の計算手法
ERy = REy – PEy = (μ x α x EFelectricity) – 0
ERy | 排出削減量(tCO2/年) |
REy | リファレンス排出量(tCO2/年) |
PEy | プロジェクト排出量(tCO2/年)(0と想定) |
μ | 省エネガラスの面積(m2) |
α | 省エネガラス面積当たりのエネルギー削減量(kWh/m2) →デフォルト値として設定する |
EFelectricity | 電力グリッドのCO2排出係数(tCO2/MWh) |
当該方法論の開発において、シミュレーションを利用して、「省エネガラス面積当たりのエネルギー削減量」のデフォルト値を設定する。
想定GHG削減量
1,500,000tCO2/年
←30万戸の集合住宅に省エネガラスを導入した場合
プロジェクトサイト
ベトナム国内の建築物