ホスト国:ミャンマー
JCM実現可能性調査(FS)
バイナリー地熱発電
調査実施団体:日本工営
GHG排出削減プロジェクトの概要
200kW規模のバイナリー地熱発電所を建設し、タチレイ市に電力供給する。現在、プロジェクトサイト周辺地域の電力はタイからの輸入で賄われているが、本プロジェクトは当該地域における再生可能エネルギー発電のパイオニアとなり、GHGの排出削減に貢献できる。
本プロジェクトの成功により、同種プロジェクトの普及により更なるGHG削減に寄与することが見込まれる。
JCM方法論
リファレンス排出量(RE)(tCO2/年)= EF×EGPJ
EF:グリッド排出係数(tCO2/MWh)
EGPJ:発電量(MWh/年)
プロジェクト排出量(PE)(tCO2/年)=(Ws,CO2 +Ws,CH4 ×GWPCH4)× Ms
Ws,CO2:発生蒸気中に含まれるCO2濃度(tCO2/蒸気t)
Ws,CH4:発生蒸気中に含まれるCH4濃度(tCH4/蒸気t)
GWPCH4:CH4の温暖化係数(tCO2e/tCH4)
Ms:発生蒸気量(蒸気t/年)
排出削減量(ER)(tCO2/年)= RE-PE
想定GHG削減量
1,147tCO2/年
- 発電量:1401.6 MWh
- 発電能力:200 kW
- 稼働率:80%