ホスト国:モンゴル JCM実現可能性調査(FS)

セメント工場における省エネルギー

調査実施団体:太平洋エンジニアリング

GHG排出削減プロジェクトの概要

セメント製造設備を先進的なエネルギー効率的技術を取り入れた最新式に変換することで、省エネルギーを図り、温室効果ガス排出量を削減する。

 具体的な導入技術としては、クリンカ焼成工程の乾式への転換(現行の湿式工程からの転換)、代替燃料の活用等で、セメント製造工程全体の省エネルギー化を実現する。

JCM方法論

持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)傘下の産業プロジェクトCSI(Cement Sustainable Initiative)で取りまとめられた方法論「CSIプロトコル」に基づき、JCM提案方法論開発ガイドラインとの整合性を取りながら、現地の実情に合致した方法論の確立を目指す。

想定GHG削減量

78,000tCO2/年

  • 湿式工程から乾式工程への転換のみでの試算による。
  • クリンカ生産量180,000t/年を想定。
他の先進的なエネルギー効率的な技術・設備を導入した場合、更なるGHG排出削減効果が見込まれる。
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