ホスト国:ミャンマー、インドネシアJCM実現可能性調査(FS)
太陽光・ディーゼルハイブリッドシステムの導入
調査実施団体:みずほ銀行
GHG排出削減プロジェクトの概要
ミャンマーの僻地独立グリッド、及びインドネシアの離島小規模グリッドに対して、太陽光発電とディーゼルエンジン発電を組み合わせた数MWのハイブリッド発電システムを導入し、電力供給を行う。これにより、当該グリッドの化石燃料由来の電力を代替し、CO2排出を削減する。
IT技術を活用した制御ソフトを利用し、太陽光発電の出力変動をディーゼルエンジンにて補い、全体制御により、発電最適化と出力平準化を行う。これにより、高価な蓄電池を付設する必要がなくなる。
JCM方法論
リファレンス排出量(tCO2/年)
= プロジェクトによる発電量(A)(MWh)
× グリッド排出係数(B)(tCO2/MWh)
プロジェクト排出量(tCO2/年)
= ハイブリッド発電システムの化石燃料消費量(C)(kℓ/年)
× 熱量(D)(GJ/kℓ)× CO2排出係数(E)(tCO2/GJ)
(A)(C): モニタリングにて把握する
(B): 様々な要因を考慮し、保守的となるデフォルト値を設定する
(D)(E): デフォルト値を利用する
想定GHG削減量
ミャンマー:6,100tCO2/年
インドネシア:7,200tCO2/年