ホスト国:インドネシア
JCM実現可能性調査(FS)
無電化地域の携帯通信基地局への太陽光発電システムの導入
調査実施団体:プライスウォーターハウスクーパース
GHG排出削減プロジェクトの概要
プロジェクト概要:
農村部や無電化地域の携帯通信基地局において、小型ディーゼル発電機から太陽光発電システムに電力供給を転換することにより、発電機のディーゼル燃料を削減し、エネルギー起源CO2の排出削減を図る。
持続可能な開発に向けた貢献:
- エネルギー安全保障:携帯・通信分野において、エネルギーの効率化やグリーンエネルギーの活用を実証する。
- 農村部・無電化地域の支援: 太陽光発電による携帯通信基地局によって、農村部や無電化地域のコミュニティに信頼性の高い通信環境を提供する。
JCM方法論
以下の小規模CDMを素案として、本プロジェクトにおけるJCM方法論を策定する。
- AMS-I.A「利用者による発電」
- AMS-I.F「受け手側使用及びミニグリッド向けの再生可能発電」
想定GHG削減量
83tCO2/年/携帯基地局1ヶ所
GHG削減ポテンシャル:41,300tCO2/年(携帯基地局500ヶ所に導入されると仮定)
プロジェクトサイト
対象地域: 東インドネシアの農村部や無電化地域を対象地域とする。但し、最終的な対象地域は、Telkomsel社と協議により決定する。