ホスト国:ラオス
JCM方法論実証調査(DS)
電気自動車の利用促進
調査実施団体:アルメックVPI
GHG排出削減プロジェクトの概要
世界遺産都市のルアンプラバンの保護地域内で、電気自動車(EV)の利用を促進する。内燃機関(ICE)車(乗用車、二輪車等)をEVに置換することで、温室効果ガス(GHG)排出量を削減する。 ラオスにおける系統電力は主に水力発電で賄われていることから、EV利用促進による大幅なGHG排出量の削減が期待できる。
ルアンプラバンでのEV利用促進プロジェクトをモデルとして、将来的には全国的なEV利用促進を目指す。
JCM方法論
プロジェクト実施者が使いやすい簡易かつ具体的な電気自動車プロジェクトの方法論を作成する。
- モニタリング項目:
(i)EVの走行距離
(ii)EVの電力消費量 - リファレンス車(ICE車)の燃費をデフォルト値として設定する。
← 容易にGHG排出削減量を計算できるような方法論とする。
想定GHG削減量
180 tCO2/年(100台のEVを導入した場合)
ルアンプラバン保護地域内のすべての公共交通及びその他の自動車←バイクをEVに置換したと仮定すると、3,771tCO2/年の削減が見込まれる。