COP21参加報告
GECは、2015年11月30日~12月11日にフランス・パリで開催された国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)に参加し、1.ジャパンパビリオンにおけるイベント開催、2.公式サイドイベントの開催、3.公式ブース出展を行いました。
1.ジャパンパビリオンにおけるイベントの開催
タイトル | 先進的技術を活用した気候変動対策:JCMスキームの活用とJCMプロジェクトの開発 |
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主催 | 公益財団法人 地球環境センター(GEC)、公益財団法人 関西経済連合会、一般社団法人 海外環境協力センター(OECC) |
日時 | 2015年12月7日(月)13:30 – 15:00 |
会場 | COP21会場内 ジャパンパビリオン(フランス・パリ) |
プログラム | 開会挨拶 |
イベント概要 | 関西を中心とした民間事業者が有する先進的な技術の紹介と、二国間クレジット制度(JCM)を活用した先進技術のベトナム等への海外普及展開、JCMプロジェクトとしてのMRV(方法論適用)によるクレジット化について紹介・議論した。また、JCMに係る頻出の質問に対して、新メカニズム情報プラットフォーム事務局より最新情報が提供された。 |
フライヤー | フライヤー[PDF] |
※以下サイトもご参照ください。
→COP21ジャパンパビリオンウェブサイト(日本語)
→COP21ジャパンパビリオンウェブサイト(英語)
2.公式サイドイベントの開催
タイトル | 二国間クレジット制度(JCM)プロジェクト実施に係る進捗と成果 |
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主催 | 公益財団法人 地球環境センター(GEC)、一般社団法人 海外環境協力センター(OECC) |
日時 | 2015年12月11日(金)11:30 – 13:00 |
会場 | COP21会場内 Observer room 03(フランス・パリ) |
パネル ディスカッション |
ファシリテーター: 加藤 真(OECC) |
イベント概要 | JCM は、COP18 における決定事項に基づく「様々なアプローチ(various approaches)」のひとつとして日本とパートナー国とが共同で開発、実施している。本サイドイベントでは、JCM パートナー国であるインドネシアからパネリストを迎え、日本国環境省、JICA、OECC、GEC からの参加者と共に JCM 実施に係る進捗や期待について議論が行われた。 |
プログラム | プログラム[PDF] |
※以下サイトもご参照ください。
→新メカ情報プラットフォーム
→UNFCCCウェブサイト(英語)
→IISD Reporting Serviceによる動画(英語)
3.公式ブース出展 概要
COP21会場内でOECCと共同で2週間にわたりブース出展を行い、JCMに関する日本の取組、特にGECが事務局として実施しているJCMプロジェクト設備補助事業及びJCM案件組成等事業の紹介を行いました。 出展ブースでは、JCMの概要をまとめたタペストリーを展示するとともに、平成27年度JCMプロジェクト設備補助事業17件、JCM案件組成事業10件、JCM実現可能性調査8件、JCM REDD+実証事業2件の概要を取りまとめたブックレット「The Joint Crediting Mechanism (JCM) Progress of JCM Financing Programme and Feasibility Studies for JCM Projects by MOEJ, November 2015」並びに同ブックレットの電子データを保存したUSBを頒布しました。