地球温暖化対策シンポジウム2017を開催しました

 

二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)に関する環境省の取り組みの紹介、「JCM資金支援事業」の成果報告を行うため、「地球温暖化対策シンポジウム2017~ JCMプロジェクトの更なる拡大に向けて~」を、平成29年1月23日(月)に東京で開催いたしました。

 

シンポジウム概要

日本国政府は、世界的な温室効果ガス排出削減・吸収に貢献するため、二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism:JCM)を推進しています。本制度は、途上国への温室効果ガス削減技術、製品、システム、サービス、インフラ等の普及や対策実施を通じ、実現した温室効果ガス排出削減・吸収への我が国の貢献を定量的に評価し、我が国の削減目標の達成に活用するものです。現在、17カ国(モンゴル、バングラデシュ、エチオピア、ケニア、モルディブ、ベトナム、ラオス、インドネシア、コスタリカ、パラオ、カンボジア、メキシコ、サウジアラビア、チリ、ミャンマー、タイ及びフィリピン)とJCMを構築しており、今後もJCMの拡大が期待されています。今回のシンポジウムでは、環境省が実施する「JCM設備補助事業」の紹介および同事業にて実際にプロジェクトを行っている事業者による成果報告等を行います。

 

  

日時

2017年1月23日(月)13:30~17:00(開場13:00)

場所

JA共済ビル カンファレンスホール(東京都千代田区平河町2-7-9)

 (アクセス:東京メトロ「永田町駅」(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口より徒歩2分)

定員 300名程度(参加費無料・要事前申込み)
主催 環境省、公益財団法人地球環境センター

プログラム (敬称略)

講 演

「二国間クレジット制度(JCM)に関する最新の取組状況」

 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 市場メカニズム室 室長補佐 小圷一久

「二国間クレジット制度(JCM)設備補助事業の全体像」

 環境省 地球環境局 地球温暖化対策課 市場メカニズム室 主任 山田将士 

(質疑応答)

「JCMプロジェクトの更なる拡大に向けて」

 (公財)地球環境センター(GEC)東京事務所 事業第二グループ グループ長 反後暁

JCM設備補助事業の成果報告

 株式会社前川製作所  「コールドチェーンへの高効率冷却装置導入」(インドネシア)等

 豊田通商株式会社  「自動車製造工場におけるガスコジェネレーションシステムの導入」(インドネシア)

 株式会社NTTファシリティーズ  「工業団地へのスマートLED街路灯システムの導入」(インドネシア)等

 ファームドゥ株式会社  「首都近郊農場での2.1MW太陽光発電による電力供給プロジェクト」(モンゴル)等

 

質疑応答セッション

 モデレーター:(公財)地球環境センター(GEC) 常務理事 木村祐二

 コメンテーター:株式会社三井物産戦略研究所 シニア研究フェロー 本郷尚

 パネリスト:成果報告者(4者)

  プログラム詳細[PDF]

 

お申込み方法

※本シンポジウムは終了いたしました。多数のご来場誠にありがとうございました。

 

 

 

 

問い合わせ先

公益財団法人地球環境センター(GEC) 東京事務所

「温暖化対策シンポジウム」係 担当:稲田

TEL:03-6801-8860